お花のことなら、どうぞ杜の花屋と研究所「878エルベ」へ。

❚ 周年祝いに贈るお花について

周年祝いは日頃からお世話になっているお店や会社の創立や設立日などの大事な節目を年ごとに祈念するお祝いです。特にビジネスシーンでは10周年や20周年といった大きな節目で盛大に式典やパーティーが行われます。華やかなでフォーマルなお祝いの席へお花を贈る際にはマナーがとても大切です。

【押さえるべきポイント】

周年祝いを贈る時のマナー

■贈るタイミング
周年祝いとして記念日パーティーや式典などのイベントがある場合は、開催日の前日までにお渡しできるように準備をしましょう。また式典が開催されない場合や式典に参加できない場合には、周年記念日の1週間前から当日中までに贈ると良いでしょう。記念日や式典当日は準備など多忙で受け取りができない可能性があります。そのため周年祝いを贈る際には、可能ならば事前にスペースと受け取り可能な日時を確認して、お相手の都合に合わせてお贈りすることをおすすめします。

■贈るときのマナー
周年祝いを贈るお相手が親しい間柄やサプライズではない場合は、事前にお受取りのご連絡をお相手に差し上げることをおすすめしています。お花の大きさや種類によっては設置場所に困る可能性があるため、設置スペースを事前に確認し贈り物が飾られる場所を意識しながらお花を選ぶと良いでしょう。また周年祝いは1周年、3周年、5周年、7周年など縁起が良いとされる奇数(吉数)の年に行うのが一般的です。10周年や20周年といった大きいな節目の年には盛大に式典を行う場合もあり周年祝いを贈ります。その一方で、苦しみや死を連想させる4周年、9周年は縁起が悪いとされているため、心配であればお相手へ周年祝いを行うか否か事前に確認をした方が良いでしょう。

周年祝いのお花を贈る時の注意点

■真っ赤なお花はさけて
周年祝いは今後の繁栄・活躍を祈る意味があります。記念日や式典などに飾られるフラワーギフトには人目を集める白やピンクの胡蝶蘭、華やかでカラフルなスタンド花が多く贈られています。ただしお店や会社などの周年祝いのギフトに火事や赤字を連想させる「赤」はタブーです。お店や会社のコーポレートカラーであるなど特別な理由がない限り、真っ赤なお花やラッピングは避けましょう。

■事前にお受け取り頂けるかの確認を
贈るお相手の方がお祝いなどの贈答品を一切お断り(受取辞退)されている場合もあります。事前に確認し、そのような場合はお贈りされないようにご注意下さいませ。

■文字には細心の注意を
メッセージを添える場合には、周年祝いに使うと失礼に当たる禁句を使わないように注意しましょう。例えば「閉じる」「行き詰まる」「終わる」などの倒産や先が続かないことを連想させる言葉は避け、ご注文の際には確認を行い十分注意しましょう。

周年祝いに贈るお花や植物の相場や選び方

■法人ギフトとしてお贈りされる場合
法人ギフトの一般的な相場は1万円~3万円程度です。
特に重要な取引先や10周年、20周年といった大きな節目の年の周年祝いにはワンランク上の3万円〜5万円程度の商品を選ばれることが多いです。会社のロビーや式典に並んだ豪華なお花は存在感があり人目を引くため、周年祝いに人気の胡蝶蘭や観葉植物、スタンド花など華やかな商品がご利用されています。お店や会社の大切な記念日となる周年祝いには多くの取引先からお祝いが贈られるため、その中でも見劣りしない豪華なお花を選ぶことをおすすめします。

■個人ギフトでお贈りされる場合
おひとりでお贈りする場合は5千円〜1万円程度、複数人でお贈りする場合は2万円〜3万円程度です。会社の同期や部署など複数人で贈る際には、人数によって変わってくるため一人あたり3千円〜5千円程度を目安に考えると良いでしょう。グループでお贈りする場合は法人ギフトと同等程度のご予算となりますので、上品で価格以上に見栄えのする胡蝶蘭が特に人気です。一方、おひとりでお贈りする場合は相場が下がりますので、一般的な胡蝶蘭をお選び頂くと他のお祝いから見劣りしてしまう可能性もあります。沢山のお祝いが並ぶ場合には、相場相当でお祝い後のインテリアにもご利用頂ける観葉植物などがおすすめです。いずれもお祝いの金額が相場よりも高い商品だと返って気を遣わせてしまう場合があるため、関係に見合ったお祝いを贈るようにしましょう。

前のページに戻る