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❚ 開院祝いに贈るお花について

開院祝いは病院やクリニック、歯科医院などの開院やリニューアルをお祝いするギフトです。開院祝いには花粉や香りの心配がない胡蝶蘭、リラックス効果のある観葉植物、豪華なスタンド花などが多く利用されています。そして気持ちよくお祝いをするためにマナーは大切です。一見難しく思われがちですが、抑えるべきポイントは「札やメッセージカードの書き方」「贈るタイミングと注意点」「相場とふさわしいお花を選択」の3つです。

【押さえるべきポイント】

移転祝いの立て札の書き方

■木札・厚紙札・メッセージカードどれを選べばいいか?
個人・法人に限らず木札を利用することをおすすめしています。
立て札は病院のロビーに並ぶ際に贈り主の情報を一目でわかるように伝える役割を果たします。木札は見栄えが良く、高級感を演出してくれるため個人・法人に限らず木札を利用するお客様が多いです。友人や親戚などあまりかしこまらずにお祝いしたい場合や贈るお花の種類によっては、木札よりもカジュアルな厚紙札もお選び頂けます。また親しい院長や家族への贈り物、立て札が利用できない小さめの商品の場合には、大切な方へ心を込めたメッセージを自分の言葉で伝えられるメッセージカードがおすすめです。

■木札の書き方
立て札には「お祝いの内容」と「お贈り主様の名前」を記載することが必須です。
開院祝いの立て札には「祝開院」「開院お祝い」「祝 御開院」「御 開院祝」などの「お祝いの内容」と「贈り主様の名前」を記載することが必須です。お届け先様のお名前は記載してもしなくてもよい項目ですが、開院祝いの際には病院名を記載することで、外から見えるロビーやエントランスに並ぶ立て札が宣伝効果になり、ささやかなお心遣いとなります。

開院祝いを贈る時のマナー

■贈るタイミング
開院祝いは、開院のお知らせを受けたら出来るだけ早く贈ります。
開院前に地域の人や関係者を招待した内覧会を行う場合は、内覧会前日までにお渡しできるように準備をしましょう。
また、お相手が内覧会を行わない場合や内覧会に参加できない場合は、遅くとも開院日の1週間前から前日までに贈ると良いでしょう。開院日や内覧会当日は多忙である可能性が高いため、開院祝いを受け取れないこともあります。そのため開院祝いを贈る際には、医院の休み時間や診療終了時など、ご都合の良い日や時間帯を確認し、お贈りすると良いです。

■贈る時のマナー
開院祝いを贈るお相手が親しい間柄やサプライズではない場合は、事前にお受取りのご連絡をお相手に差し上げることをおすすめしています。病院・クリニックの科によっては感染やアレルギーを予防するために生花の持ち込みを禁止している場合があるため、マナーとして確認しておくのが良いでしょう。またお花の大きさや種類によっては設置場所に困る可能性があるため、設置スペースを事前に確認し贈り物が飾られる場所を意識しながらお花を選ぶことをおすすめします。小児科にお花を飾る場合は子供が怪我をする恐れを考慮し、葉先が鋭い植物などは避けるようにしましょう。

開院祝いのお花を贈る時の注意点

■真っ赤なお花は避けて
開院祝いのフラワーギフトには人目を集める白やピンクの胡蝶蘭、華やかでカラフルなスタンド花が多く贈られています。ただし開院祝いのギフトに家事や赤字を連想させる「赤」はタブーです。病院やクリニックのイメージカラーであるなど特別な理由がない限り、真っ赤なお花やラッピングは避けましょう。

■花粉・香り・樹液に注意
開院祝いのお花は待合室に飾られることが多いです。待合室は様々な患者様がいるスペースになるため、お花の種類によっては気をつけなければなりません。例えば皮膚科や耳鼻科の場合はアレルギー持ちの患者様がいる可能性があるため、花粉や香りの強いお花は避けるようにしましょう。また観葉植物を贈る際には樹液が動物にとって有害になる場合があるため、動物病院の開院祝いには植物を贈るのを控えるか、樹液の心配のないパキラなどを贈ると良いでしょう。

■事前にお受け取りいただけるかの確認
贈るお相手の方がお祝いなどの贈答品を一切お断り(受取辞退)されている場合もあります。事前に確認し、そのような場合はお贈りされないようにご注意下さい。
開院祝いに贈るお花や植物の相場や選び方

■法人ギフトとしてお贈りされる場合
法人ギフトの一般的な相場は1万円~3万円程度です。
特に重要な取引先にお贈りされる場合はワンランク上の3万円~5万円程度の商品が選ばれることが多いです。病院のエントランスに並んだ豪華なお花は人の目を引き宣伝効果になるため、お祝いに定番の胡蝶蘭や観葉植物、スタンド花など華やかな商品がご利用されています。人生の大きな転機となる開院祝いには多くの取引先からお祝いが贈られるためその中でも見劣りしない豪華なお花を選ぶことをおすすめします。

■個人ギフトとしてお贈りされる場合
個人ギフトの一般的な相場は親しい友人や知人の場合は5千円~1万円程度です。
新天地でインテリアとなる小ぶりで可愛い観葉植物がおすすめです。また家族や親戚などは友人・知人よりもワンランク上の3万円~5万円程度の商品を選ばれる場合もあります。お祝いの金額が相場よりも高い商品だと返って気を遣わせてしまう場合があるため、関係に見合ったお祝いを贈るようにしましょう。

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